今をときめく人気女優の一人と言えば石原さとみでしょう。あどけなさが残るルックスに、大人の色気がミックスされた、世の女性が憧れる女優として支持を得ています。髪型を真似されることも多いですが、どんな特徴を持つスタイリングが目立っているのでしょうか。
石原さとみとは？
石原さとみは1986年12月24日生まれの女優で2019年時点では満32歳、ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞したことをきっかけにデビューを果たしています。所属事務所であるホリプロには数々の有名俳優が名を連ねていますが、その中でもトップクラスの人気を誇るのが石原さとみです。
出演作品としては、ドラマ高値の花や、映画シン・ゴジラなどのほか、多数の作品に出演した経歴を持ちます。テニスや琴、英語などを得意とし、特技や教養もある女性である点も支持を得ている理由です。
石原さとみの髪型の特徴は？
石原さとみの魅力を高めているポイントのひとつが髪型で、チャーミングで大人っぽさもあり、多彩なアレンジによって様々な表情を演出しています。彼女の髪型を参考にするにあたり、どんな特徴があるのか見ていきましょう。
(1)長さはセミロング〜ミディアム
石原さとみの髪型イメージで思い浮かびやすいのは、セミロング～ロングと言えます。女性らしさ溢れる長さをキープしており、ベース自体が大きく変化することは少ないです。ゆとりのある長さによりアレンジがききやすく、ドラマ作品でもシーンに合わせて様々なスタイリングで髪型の違った表情を作り出しています。したがって石原さとみを意識したい場合は、長めミディアムをオーダーするのがおすすめであり、多様なヘアスタイルを楽しみやすくなるはずです。
(2)カラーはやや暗め
カラーについてはあまり明るめになることがありません。どちらかと言えばダークカラーの方が目立ち、落ち着きのある色合いを好んでいるようです。かといって暗過ぎるわけでもなく、上品さのあるブラウン系がベースと言えます。明るさのトーンでは7トーン前後ですので、色合いを真似たい場合もこの辺りの段階を目安にするのが良さそうです。ちなみに日本人の髪色は4～5トーンですので、地毛よりも少し明るめという仕上がりになります。
石原さとみの髪型をドラマ別で紹介
出演するドラマによって多様なキャラクター性を見せている石原さとみですが、出演作品ごとでスタイリングを変えており、いずれも魅力的で女子ウケも良い髪型です。ここからはドラマ別に髪型の特徴を紹介していきますので、美容院でオーダーをする際の参考にしてみてはいかがでしょうか。
(1)HEAVEN
最新ドラマのHEAVENではバブリーな雰囲気を醸し出す、ロングのパーマヘアであるのが特徴的です。全体的にフンワリ感と上品さのあるパーマが掛けられており、ゴージャスな雰囲気がありつつも、いやらしくならない絶妙なラインを攻めています。アップにしてお団子を作った時のバランス感も絶妙で、主張のある洋服にも負けない力強さを感じられる仕上がりです。
オーダーをする際には、細かいながらも緩めのテイストもあるパーマがおすすめで、前髪はアップスタイルでまとめてもらうとスッキリとした表情を見せられます。後ろでまとめたヘアも上品さがあり、お団子を作って可愛らしさを演出するのも良いでしょう。このドラマの場合のカラーは少し明るめで、8トーンあたりのオレンジ系ブラウンとなっています。
(2)5→9〜私に恋したお坊さん〜
このドラマでは特に石原さとみの髪型の評判が良く、女性の中にもこぞって真似をするケースがありました。長さはセミディで、石原さとみの髪型の中でも定番に当たるデザインと言えます。
大人っぽく見えるのは段を入れるレイヤーカットによるもので、ゆるくてふんわりとした表情により上品なニュアンスが生まれています。軽い仕上がりに見えるため、重くなりがちな女性にもおすすめと言えます。
パーマはカールが大きめで、ふんわり感が重視されたデザインです。それにより大人可愛い雰囲気も生まれ、センター分けをすることでキレイさも前面に出ています。
カラーはアッシュ系がベースです。しかしハイライトもところどころに入っていることで動きのある軽やかな表情になっています。
(3)失恋ショコラティエ
失恋ショコラティエは役柄の特徴もあって、男子ウケの良い、可愛らしさに軸を置いたパーマヘアに仕上げられています。毛先を巻き髪に仕上げて大人っぽさを出すと共に、前髪を下ろしてあどけないキュートさも感じさせるデザインです。敢えて少し重さを与えることで女性らしさをアップさせ、胸まであるロングヘアにより、上品さも感じさせます。
ドラマ内ではサイドを少し残して後ろに束ねるアレンジも披露され、シースルーバングによる絶妙なキュートさも評判でした。
ドラマに合わせたチョコレートブラウン系のカラーが女子らしさを高めているのもポイントです。明る過ぎず暗過ぎない絶妙なラインを攻めた色合いは万人ウケするおすすめのカラーリングと言えます。
(4)地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子
このドラマでは校閲という几帳面さが求められる仕事を演じていただけあり、全体的にはおとなしめなルックスで、レイヤーとセンター分けの定番のスタイリングでした。そうした中、おしゃれ女子からの評判が良かったのが、スカーフアレンジです。
作品中はスカーフを使ったアレンジがよくされており、このファッションが可愛いとして評判でした。シュシュの代わりにスカーフを使って後ろでまとめたり、アップヘアにスカーフを織り交ぜてポイントにしてみたりなど、多彩なアレンジが特に目を引くドラマだったと言えるでしょう。
ただ、アレンジが少し複雑で難しいかもしれません。動画投稿サイトでもやり方が紹介されているため、工程を確認しながら実践してみるのがおすすめです。
(5)リッチマンプアウーマン
石原さとみの髪型の中でも珍しい、黒髪の清楚ヘアだったのが特徴的です。とはいえ単なる地味な髪型なわけではなく、全体的にウェーブを入れて華やかさがプラスされていると共に、流した前髪が清潔感をアップさせています。さらには顔まわりにはしっかりとレイヤーが入れられ、毛先の内巻き効果によって、重くなりがちなAラインスタイルでも軽やかな表情に見えます。
このスタイリングはオフィスで働く女性にもおすすめです。清楚で真面目な雰囲気がありつつ、細部には小技でしっかりと女性らしさを与えているという、地味とは異なるハイレベルな大人ヘアスタイルです。カラーが難しい職場でも、抜群のおしゃれ感を演出することができるでしょう。
(6)アンナチュラル
ドラマアンナチュラルで印象的だったのが、ボブヘアです。セミロング以上が多い石原さとみの髪型の中では特徴的で、これもまた人気があるデザインでした。
パーマも掛けないストレートボブであり、清潔感のあるフェミニンな長さです。切りっぱなし感が良いアクセントになっているのが特徴的で、作りやすく真似をしやすい髪型とも言えそうです。
前髪にも特徴がありますが、抜け感のあるシースルーバングが良いアクセントになっています。重たくなる傾向もあるボブスタイルではあるものの、良い具合に前髪が軽やかさを与え、尚且つ色っぽい雰囲気も醸し出します。アッシュ系でありながら、ラベンダー色もあるカラーも絶妙なニュアンスを生み出す効果があり、これもまた軽さを与えているひとつの要因です。
(7)高嶺の花
高嶺の花のというドラマでは、華道の家元の役柄なこともあって、着物にぴったりの髪型が目立っていました。ロープ編みがされた編み込みヘアが良いアクセントで、着物の装いと見事にマッチしています。着物の魅力をしっかりと引き立てつつ、顔周りも負けていないことで、大人の洗練された着こなしも注目を集めるポイントのひとつでした。
髪型の作り方のコツとしては、まずハーフアップにした上で両サイドを残し、ロープ編みにした下の髪を後方でピン留めします。ロープ編みは同量の毛束を交互にねじっていくだけの簡単アレンジですので、忙しい時にもサッと作ることができるはずです。なお、編み込みにする時には、交差をさせる際に下側を通して裏編み込みにするのがコツです。
(8)ディア・シスター
ディア・シスターでは、まっすぐで奔放な性格の妹を演じていたということもあり、敢えて個性を出し過ぎないストレートさのある髪型だったのが特徴的です。かといって地味になり過ぎないゆる巻き感はあり、大人の女性になり切れないピュアな雰囲気を残した髪型となっています。
作品中では浴衣姿のシーンもありましたが、おくれ毛が特徴的でもあって、絶妙な抜け感のあるスタイリングでした。編んだ毛束を大きくほぐすことで、ルーズさを出すことができ、キュートなテイストを楽しみながら色気も演出できます。また、ナチュラル感漂う女子っぽさのある、後ろでのゆる巻きや、お団子ヘアによるアップスタイルを作るのも、違ったアレンジを楽しめおすすめです。
まとめ
ドラマ別に石原さとみの髪型を紹介してきましたが、いずれも彼女の魅力を引き出しそれに憧れる女性も多くいます。作品によってはボブスタイルなども確認できるものの、ベースはセミロングあるいはミディアムですので、真似をしたい女性はこの長さにカットするのが良さそうです。パーマやカラー、編み込みによって様々なスタイリングを作りやすい長さであり、アレンジがききやすく扱いやすさも抜群です。
石原さとみの髪型は年代を問わず楽しめるデザインでもあるため、幅広い女性におすすめができると言えます。学生からオフィスで働く社会人まで似合う髪型があるはずですので、アレンジの参考にしながら自分にピッタリのスタイリングを見付け出してみてはいかがでしょうか。
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