【簡単カワイイ!】忙しい朝でもできちゃう簡単ヘアアレンジ10選

簡単ヘアアレンジ

結婚式などのイベントで美容師さんにヘアアレンジをしていもらい、普段よりもずっと可愛い自分の姿にうっとりした経験を持つ人は少なくないはずです。毎日こんなにかわいいスタイルで生活したいと思いながらも、ヘアスタイルはシンプルにしている人には簡単なヘアアレンジを知ってもらいたいです。一見すると複雑に感じられるものもありますが、やってみると意外と簡単なものが多数あります。少ない手間でおしゃれできることを知ったら、忙しい朝でも5分くらいは捻出できるかもしれません。

おすすめの簡単ヘアアレンジ

ここでは捻る、結ぶ、崩すを中心とした作業でできる簡単ヘアアレンジを紹介します。ヘアアイロンや整髪料も少しは使いますが、細かな作業はないのでポイントをつかめば、イライラすることなく楽しんでセットできます。

くるりんぱ

まずくるりんぱをする位置で少なめに毛束を取ります。ふんわりとした雰囲気を出したいときには多めにとりがちですが、多いとおしゃれにまとまりづらいです。取った毛束を3等分して、左右の束をゴムなどで結びます。

真ん中の束は下に流れるようにします。次に出来上がった結び目を内側に入れて1回転させます。このとき左右の毛束がねじれることで、おしゃれな髪の流れができます。
回転させたら、崩れ防止のために結び目よりも下の毛を左右に分けて引っ張ることで、結び目を締め直します。

最後に鏡を見ながら、結び目付近の髪をほぐしてバランスを整えます。よくある失敗は後頭部の中央に髪の割れ目をつくってしまうことです。これは三等分した中央の毛束が下に流れていかなかったときに起こるので、中央の毛束を多めに取れば防止できます。

くるりんぱハーフアップ

くるりんぱの中でも簡単なヘアアレンジであるハーフアップは、結び目の位置と崩しに気をつけると可愛く仕上がります。

まず頭頂部付近の髪を取って中央の髪を除き、耳よりも少し下のあたりでゴムを使ってまとめます。耳の上あたりの髪まで取ってしまうとねじりが太くなりすぎて、あとからフォローしようとしてもうまく仕上がりません。
もちろん前髪もまとめた毛束に入らないように注意する必要があります。結ぶ位置を低めにするのは仕上がりにゆるさを出すためです。次に肝心のくるりんぱをしますが、非利き手でゴムを押さえて、利き手でねじれた毛を少しずつ引っ張るとゆるめのねじれができておしゃれになります。

最後に鏡で後頭部を見ながら、ねじれがアンニュイな雰囲気になるように崩して完成です。

くるりんぱアップヘア

アシスタント
くるりんぱアップヘアにするための方法を教えてください。
熊倉

3回くるりんぱをしてつくる簡単なアップスタイルのヘアアレンジについて説明します。

まず頭頂部付近の髪をゴムで結んでひっくり返しします。ゴムの位置は耳の一番上あたりにするといいでしょう。
ねじりの仕上がりが気になった場合には、ここで崩すなどして整えます。

次に側頭部の髪を取って、先ほどのゴムに重ねるようにして、またゴムで結びます。
それからくるりんぱをして、形を修正します。さらに耳の後ろの髪を取って、2番目のものより下にゴムで縛りくるりんぱします。えりあしなどの残った髪は毛先をゴムで結んでから、内側に巻き込むような形をつくってピンで留めます。

料理などで髪を垂らしたくないときに最適なヘアアレンジで、慣れればそれほど難しくありません。

くるりんぱ三つ編み

三つ編みをしたあとでくるりんぱをするヘアアレンジで、セミロング以上の人が可能です。まず側頭部の髪を後ろに持っていき、三つ編みにします。三つ編みがえりあし下部までいったら、残りの髪も合わせてゴムでひとつに結びます。次に結び目や編み目から髪を少しずつ引っ張り出して、アンニュイな雰囲気をつくります。やりすぎると乱れる原因になるので、気持ち控えめがベストです。それからゴムを少し下にずらして髪を分け、ゴムの上に輪をつくってくるりんぱをします。仕上げにくるりんぱでできたねじりを少し崩して完成です。このヘアアレンジは一見するとどうなっているのか分かりづらいですが、マスターすると手早くできます。ゴムの上にアクセサリーをつけるとより一層おしゃれになります。

お団子ヘア

高い位置でお団子をつくるヘアアレンジについて説明します。二段階にわけて縛るので少し手間が増えますが、崩れにくいから活動的な人におすすめです。

まず頭頂部と側頭部の髪を後ろの高い位置で、ゴムを使って結びます。続いて残った下の髪を、もう1本ゴムを使って上の毛束とひとつにします。これでできた太い毛束を左右2つに分けて、ねじります。そこから2つの毛束を毛先ほど交差させます。このまま団子にするとかっちりしすぎるので、交差部分の髪を引き出すなどして崩します。

最後に交差した毛束を後頭部の高い位置に巻きつけて、毛先と根本をピンで留めて固定します。二段階に分けて結ぶのを面倒に思う人もいるかも知れませんが、慣れれば簡単ですから、トータルでは手間が少ないヘアアレンジです。

ターバンスタイル

アイテムを替えるだけで気分転換ができるストレートのターバンスタイルについて説明します。まずはヘアアイロンを使うなどして全体を真っ直ぐにします。余裕がある人は、動きを出すために毛先は部分的に外ハネにすると、遊びがあってよりおしゃれになります。次に濡れ感を出すために、根本部分以外に軽くヘアオイルをなじませます。濡れヘアに慣れていない人は、少量のオイルからはじめて様子を見ながら徐々に量を増やしていくといいでしょう。最後に前髪をオールバックにしてターバンを着ければ完成です。

ハーフアップ

簡単なのにおしゃれ上級者に見える、軽いお団子のハーフアップの仕方を説明します。まず髪を少しとりヘアアイロンに巻きつけるのを繰り返して、髪全体にカールをかけます。前髪と頭頂部、側頭部の髪をとって後頭部の高め位置で団子状にゴムで結びます。それから結び目から少しずつ髪を引き出して崩すことで、ニュアンスを出します。残ったもみあげやえりあしの毛先にバームを塗って、ウエットな感じを出します。このヘアアレンジは濡れ髪でないと、疲弊した印象になるので注意してください。

ロングダウンヘア

ロングヘアを編むことで大人っぽくするダウンスタイルのやり方を示します。編む前に髪全体をアイロンで緩めに巻きます。それから前髪以外をゴムで結びます。その位置でひっくり返しねじりをつくり、ゴムの位置を引っ張って少し下げます。再びくるりんぱをしてねじりをつくり、またゴムの位置を下げるのを繰り返します。ゴムが毛先まで行ったら、編み目付近の髪を引っ張ってニュアンスを出します。くるりんぱを繰り返すだけでおしゃれになる簡単なヘアアレンジですから、忙しい人に最適です。

三つ編み風アレンジ

遠目からだと三つ編みに見えるのに、やり方はもっと簡単なヘアアレンジを説明します。まず後ろ髪をアバウトに二等分して、それぞれ毛先を回転させてねじります。ねじれが取れないように気をつけながら、毛束の交差を毛先まで続けます。最後にゴムで結んだら完成で、ゴムをアクセサリー付きのものにすればおしゃれ度がアップします。とても簡単だから、忙しいけどただアップに結ぶだけではつまらない、という人におすすめのヘアアレンジです。

前髪アレンジ

ショートからセミロングの人向けの前髪を編み込むヘアアレンジの方法です。

まず前髪を7対3のギザギザ分けにします。分け目の根本からサイドに向かって編み込みをして、毛先はゴムで縛ります。編み込みは、三つ編みに少しずつ進行方向の髪を足していくやり方です。

毛先は耳の後ろにピンで固定して、そこに髪を重ねて隠します。編み込みが顔の表面にあることがこのヘアアレンジのコンセプトですから、仕掛けであるゴムやピンは見えないほうがおしゃれです。最後に少量のワックスを髪表面になじませて完成です。

まとめ

細かい作業の少ない簡単なヘアアレンジを10種類ほど紹介してきました。もっとも登場したのはくるりんぱで、アップやハーフアップ、三つ編みなどの発展形は崩しを工夫することでニュアンスを出すことが可能です。お団子やロングヘアダウンスタイルも簡単なのにふんわりした雰囲気を出せるので、ファッションに合わせて選ぶとおしゃれになるでしょう。三つ編み風のアレンジは究極の時短アレンジともいえるもので、大雑把にやっても大きな変化があります。簡単ヘアアレンジを覚えれば生活の質が向上するので、ぜひ挑戦してみてください。

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