毎日の髪のお手入れにヘアブラシは欠かせないものなのではないでしょうか。毎日使うヘアブラシであるからこそ、こだわることが大切です。今回はヘアブラシの役割や選び方、どんな種類があるかについて紹介します。おすすめのヘアブラシも紹介しますので、購入するときの参考にしてみて下さい。
ヘアブラシの役割は?
頭皮を健康に保つことによって抜け毛対策にもつながるので、男性にもメリットがあるのではないでしょうか。女性にはブラッシングすることによって、顔のリフトアップにもつながります。さらにヘアブラシを使うことによって、髪のキューティクルを整える働きもあります。
ヘアブラシの選び方
ヘアブラシの選び方のポイントは、目的や悩みに合った形状を選ぶことです。ヘアブラシにはさまざまな種類があるので、適切なものを選ぶことがポイントになります。それではどんな種類があるか、形状を確認してみましょう。
(1)デンマンブラシ
髪のボリュームを抑えたいのであれば、デンマンブラシがおすすめです。デンマンブラシとは、片側だけにブラシが付いているハーフブラシと呼ばれるタイプです。イギリスのデンマン社という会社が開発したブラシなので、それにちなんでデンマンブラシと呼ばれるようになりました。
土台部分にゆるやかなカーブが設けられているので、頭の形にそってブローすることができます。シンプルでありながら重みもあるので力が入れやすく、美容師などもよく使用しています。
(2)ロールブラシ
ドライヤーと併用して使用したいのであれば、ロールブラシが最適です。ブラシの部分が360度になっているので、スタイリングもしやすくなっています。
髪をつかみやすいという特徴があるので、カールやふんわりとしたボリュームを出すこともできます。
またカールに使用する以外にも、くせ毛をまっすぐにする効果もあります。美容院でもよく使用されており、ロングヘアーの方であれば1本持っていると重宝します。
くせ毛をストレートにしたいのであれば、太めのロールブラシを選ぶのがポイントです。
(3)スケルトンブラシ
髪を崩さないでスタイリングしたい方に最適なのが、スケルトンブラシです。
スケルトンブラシはブラシの目が粗いので、指でとかした時のような自然なスタイリングをすることができます。ある程度髪をまとめた後やパーマを崩したくない時などに重宝します。
他にもスケルトンブラシには、静電気が出にくく絡まりにくいという特徴もあります。目の細かいブラシを使用すると絡まりやすいという方は、スケルトンブラシを使用するのがいいでしょう。
(4)クッション・パドルブラシ
頭皮ケアをしたい方や男性にもおすすめしたのが、クッション・パドルブラシです。
クッションブラシは、ブラシ部分の根元がクッションになっているという特徴があります。
それによって頭皮や髪の負担を抑える効果があるので、頭皮や髪の傷みが気になる方に最適です。
また長髪の方にもおすすめのブラシであるといえるでしょう。頭皮マッサージの効果も期待できるので、髪に悩んでいる男性の方にも最適です。女性の場合は、まとめ髪をした時の艶出し効果が期待できます。
ピンの素材が髪質に合っているか
ヘアブラシを選ぶ際には、ピンと呼ばれる毛の素材が髪質と合っているか確認することが大切です。髪をすくピンの種類は、ナイロンや猪毛、豚毛や木製のものなどがあります。これらの特性をよく理解して、自分の髪質に合ったものを選ぶことがポイントになります。
(1)ナイロン製
自分の髪質がごわつく剛毛であるなら、髪を掴みやすいナイロン製のブラシがおすすめです。さらにナイロン製のブラシは吸水性が高いので、ドライヤーと一緒に使用するのにも最適です。ブローしながら髪をしっかりと抑える効果があるので、髪にボリュームが出やすい人が利用するのがいいでしょう。
ただしナイロン製のブラシは、髪が絡みやすいという特徴もあるので、切れ毛などが気になる方は、使う時に注意することがポイントになります。
(2)猪毛・木製
髪にボリュームがあって根元からブラッシングをすることが難しいと感じているのであれば、猪毛や木製のヘアブラシがおすすめです。
猪毛は獣毛製の中でも特に弾力があるという特徴を持っているので、ブラシの毛1本1本がしっかりしています。
その特性があることによって、ボリュームがある髪でも根元からしっかりとかすことができます。また毛に油分や水分が適度に含まれているという特徴もあるので、静電気が気になる方にも最適です。
(3)豚毛
細くて柔らかい髪質の方には、摩擦が少ない豚毛がおすすめです。
豚毛はヘアブラシの中でも特に柔らかく、髪への負担を最小限に抑えてくれるという特徴があります。したがって髪に負担をかけたくない方や、細くて柔らかくダメージが出やすい髪の方に最適です。
豚毛は天然素材なので、適度な油分が含まれています。それによって艶出し効果を期待することができます。柔らかさを追求したいのであれば、白豚毛と黒豚毛をミックスさせた軟豚毛がおすすめです。
おすすめのヘアブラシ
これらの特徴を踏まえた上で、おすすめのヘアブラシを探してみましょう。ヘアブラシはさまざまなメーカーから販売されているので、商品ごとの特徴をよく理解した上で、自分の髪質に合ったものを選ぶのがポイントになります。
(1)タングルティーザー
メーカー | TangleTeezer |
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価格 | 1855円 |
髪のキューティクルを傷めないで髪を整えたいと考えているのであれば、タングルティーザーがおすすめです。タングルティーザーは独特の形をしていますが、その形が手の平にフィットしやすくとても握りやすいです。それによって力が分散しやすく、キューティクルを守りながらブラッシングすることができます。
(2)HONGO ロールブラシ
メーカー | ホンゴ |
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価格 | 4448円 |
きれいなロール髪を造りたいのであれば、HONGO ロールブラシを利用するのがいいでしょう。このヘアブラシは、毛の部分が2段穴になっているので髪をうまくとらえることができます。さらにハンドルには重量バランスがよい黒たんが使用されているので、動かしやすいというとくちょうもあります。
(3)GB KENT ナロウスタイルヘアブラシ
メーカー | G.B.Kent |
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価格 | 8250円 |
柔らかい髪質の方から普通の髪質の方までおすすめなのが、GB KENT ナロウスタイルヘアブラシです。このヘアブラシは短めの細いブリッスルになっており、密度が高いブラシでありながら静電気が起きにくいという特徴があります。
(4)デンマンブラシD3
メーカー | トリコインダストリーズ |
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価格 | 1313円 |
このヘアブラシは耐熱性に優れているので、ドライヤーと一緒に使用するのに適しています。したがって美容室でブローする時などによく使用されています。天然ゴムが使用された台座のため、快適なテンションをもたらすことができます。
(5)エスハートエススカルプブラシ
メーカー | Scalp Brush |
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価格 | 5000円 |
プロのサロンを中心に累計販売本数が100万本を突破しているのが、エスハートエススカルプブラシです。世界19カ国で販売されており、真球に近いピンが頭皮の臭いや汚れを落とします。また血行を促進する効果もあります。
(6)サンエア竹ピン健康ブラシ
メーカー | サンエアジャパン |
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価格 | 2160円 |
頭皮マッサージをする目的にヘアブラシを選ぶのであれば、サンエア竹ピン健康ブラシがおすすめです。このヘアブラシは髪や頭皮にやさしい天然素材になっているので、ブラッシング以外にも頭皮のツボ押しとして利用することもできます。
(7)シャトリ猪毛クッションブラシ大
メーカー | 大阪ブラシ |
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価格 | 2937円 |
このヘアブラシは絡んでしまった髪であっても、柔らかくとかすことができる名品です。猪の毛とゴムのクッションが髪と頭皮にやさしいので、柔らかくて細い子どもの髪をとかすのにも最適です。このヘアブラシを使用すると、艶が出てとてもきれいに仕上がります。
(8)コイズミマイナスイオンリセットブラシ
メーカー | COIZUMI |
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価格 | 6326円 |
音波振動によって髪の絡まりをほぐしてくれるコイズミマイナスイオンリセットブラシは、くせ毛も楽にとかすことができます。なぜくせ毛も楽にとかせるかというと、マイナスイオン機能が付いているからです。そのことから指通りの良い髪質に改善させることができます。
(9)faller社ウッドピンヘアブラシ
メーカー | Olivia |
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価格 | 4164円 |
丈夫な竹素材をピンにも使用しているので、髪をやさしくときほぐすことができます。クッション性があるので、頭皮に心地よい刺激を与えながら髪を整えることが可能です。マッサージ用としても最適なヘアブラシであるといえます。
(10)AVEDAパドルブラシ
メーカー | AVEDA |
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価格 | 2350円 |
髪や頭皮へのダメージを緩和することができるようなヘアブラシを探しているなら、AVEDAパドルブラシがおすすめです。このヘアブラシは、ブラッシングすることで頭皮に刺激を与え、マッサージ効果を高めるという特徴があります。
まとめ
ヘアブラシの役割や選び方、どのような種類があるかを理解することができたでしょうか。形や材質が原因で値段の高いヘアブラシもありますが、値段ではなく自分の髪質に合ったものを選ぶのが大切です。ヘアブラシは正しい使い方をすれば、一生ものであるといえるからです。
どれを買えばいいのかわからなくなった場合は、それぞれの特徴を確認して、自分にとって最適なものを選ぶようにしましょう。そのことにより美しい髪を手に入れることができます。