サラつやな髪を作りたい、という人は多いですが、ただケアしただけでは理想的なストレートを作れないというケースはよくあります。
そんなときに役立つのが、ヘアアイロンです。ヘアアイロンを使えば髪の毛をサラツヤなストレートにすることができます。
ヘアアイロンとは?
ヘアアイロンとは、熱を使って髪型を変えるための機器になります。手に持つための取手部分、熱を発生させるためのアイロン部分と分かれているためです。ストレートだけではなく、髪の毛をカールさせるなどの使い方もできます。
髪の毛に熱を与えることによって毛の水素結合とイオン結合が切断され、乾燥によって再結合されることでスタイリングすることができるという仕組みとなっています。
ヘアアイロンは髪のダメージになる?
ヘアアイロンを使いたいけれど、気になるのは髪にダメージを与えてしまうのではないかということです。
近年のヘアアイロンは髪の毛に優しいものが増えてきています。短時間にスタイリングするのであれば、多少のダメージはありますが大きな問題にはならないとされています。
しかし、品質の良いヘアアイロンを使ったとしても間違った使い方をしてしまうと、髪の毛に深刻なダメージを与えてしまう可能性もあるため注意が必要です。
ヘアアイロンの間違った使い方
間違った使い方はいくつかあります。髪の毛に深刻なダメージを与えないためには、間違ったへアイロンの使い方をあらかじめ知っておくことが重要です。
①長時間の使用
ヘアアイロンを使っていてやりがちな間違いが、同じところに何度も当てて長時間使用するということです。
ヘアアイロンを何度も同じところに当ててしまうと、その部分に過剰に熱を加えてしまうということになります。過剰な熱はダメージへと繋がり、髪の毛のトラブルへと繋がっていきます。
②濡れている髪に使用してしまう
濡れたままの髪に使うというのもダメージへと繋がります。濡れたままの方がスタイリングは決まる、というイメージですが湿った髪に高熱を当てると、髪の毛の内部に浸透している水分が一気に蒸発してしまいます。髪の毛のキューティクルを守っている水分も失われてしまうため、キューティクルが傷みます。
ヘアアイロンの使い方
ヘアアイロンの使い方は、髪の毛の束をヘアアイロンに挟んで伸ばしていく、というのが基本的な使い方です。しかし、綺麗なストレートにするにはいくつかコツがあります。
そのコツを知っておくことで、綺麗なストレートやカールを作ることができます。
①ブラッシング
綺麗なストレートやカールを作るためには、はじめにブラッシングを行います。髪の毛が絡まった状態でアイロンをかけてしまうと、ヘアスタイルが綺麗に決まらない上、髪に摩擦がかかってダメージになってしまいます。
髪の毛の絡まりをとり、毛流れを綺麗にするとアイロンがしやすくなります。外側だけではなく、内側も丁寧にブラッシング していきます。
②ブロッキング
次に、髪の毛の部位ごとにブロッキングしていいきます。ハチ上で上下、耳の位置で前後の四つに分けてクリップでまとめます。髪の毛の量が多い、ロングヘアであるという場合には6つか8つにブロッキングするのもオススメです。
綺麗にブロッキングをする必要はなく、挟みやすい毛の量を意識してブロッキングしていきます。
ブロッキングすることによって、一度に挟む髪の毛の量を調整することができ髪の毛の仕上がりにさをなくすことができる上、スタイリングもスムーズに行うことができます。また、髪の毛に均一に熱を与えることができてツヤ感をアップする効果も期待できます。
③髪を薄く持ち優しく挟むこと
髪の毛を挟むときには、毛の量に注意して挟みます。量が多いと熱通りが悪くなってしまいます。かと言って少なすぎるとスタイリングに時間がかかりすぎてしまうため、5cmを目安に毛束をとります。
毛束をとったら地面に対して45°に引き出します。根本から3~5cm離れた箇所をからアイロンを挟んでスタイリングしていくのがポイントです。
④長時間当てないように気をつけながらアイロンスルー
長時間熱に当てないように気をつけながらアイロンスルーしていきます。これは毛束に2回アイロンを行う方法になります。
しっかり伸ばす前に一度ヘアアイロンで髪の毛に軽く熱を当て、熱によってキューティクル表面を引き締めます。表面が整うだけではなく、髪にツヤ感を出せます。
アイロンスルーが終わったら、根本から3~5cmの場所を挟んで空いてる手でアイロンの先端を摘んで、軽く引っ張りつつスライドし、毛束の中間を過ぎたら毛先を徐々に横に寝かせてしっかり癖を伸ばしていきます。
おすすめヘアアイロン厳選3選
①Omasi ストレートアイロン コードレス ミニ
メーカー | Omasi |
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価格 | 3,420円 |
コンパクトで軽量なので、カバンなどでも手軽に持ち運べるコードレスヘアアイロン。
プレート部分が小さいので広くかけることはできませんが、前髪など細かい部分を整えることができます。
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②Salon Depot ヘアアイロン コードレス ストレート 2way
メーカー | Salon Depot |
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価格 | 3,199円 |
ストレートも力ールもセットできる2WAYタイプのコードレスヘアアイロン。
若干重めですが、コードレスながらも早くストレートに整え、しっかり美しい仕上がりにしてくれます。
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③Glam Palm グランパーム アイロン
メーカー | Glam Palm |
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価格 | 18,000円 |
セラミックコーティングで髪が引っ張られるのを防ぎ、Tilt & クッションプレートによって髪の毛への圧力が均等にかかるため、髪のダメージを最小限に抑えるようになっています。
ストレート、カール、波ウェーブもバッチリかけられるヘアアイロンです。
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まとめ
ヘアアイロンは基本、毛の量に気をつけながら優しく挟んで伸ばしていくいきます。しかし、間違った使い方をしてしまうと髪の毛の深刻なダメージにつながります。
ダメージにしないためには、濡れた髪や長時間の使用はしないということを覚えておくことが重要です。
挟んで伸ばすだけだから簡単と思っている人も多いですが、簡単だからこそしっかりポイントを押さえて行うことが大切です。ポイントを守ることで、ツヤ感やまとまり感などの仕上がりが大きく変わってきます。