【初心者でもできる】雰囲気が変わる巻き髪のやり方とおすすめの巻き髪スタイルを解説!

巻き髪

ヘアスタイルには、女性の印象を大きく変える不思議な魔法を持っています。動きが出て、女性らしさが増すヘアスタイルが、巻き髪です。髪の毛を巻くことで、ヘアスタイルに様々な表情が出るうえに、扱いやすくなるのでスタイリングしやすくなるというメリットがあります。巻き髪には、そのままおろしても可愛いですが、アップスタイルにするとぐんとヘアスタイルの幅が広がるのです。アップスタイルにしたり、ハーフアップにしたり、ファッションやその日の気分によって巻き髪を楽しんでみてくださいね。
 
 

巻き髪を作るには?

巻き髪を作るには、まずコテが必要です。コテとは髪の毛にカールのクセを付ける道具。コテの他にも、ストレートアイロンやマジックカーラーでも巻き髪を作ることができます。他に用意するものは、巻き髪専用のスタイリング剤です。コテの熱から髪の毛を守り、さらにはカールを長時間固定する効果が期待できます。すぐにカールが取れないように、専用のスタイリング剤を使ってしっかり固定するようにしましょう。また最後にはワックスやスプレーを使って、ヘアスタイルに動きを出し、さらに固定していきます。
 

コテ

巻き髪
巻き髪のカールの大きさは、コテの筒状の部分の大きさによって決まります。大き目のカールにすると優雅でふんわりとした印象になり、小さめのカールにすると元気で活発な印象になります。巻き髪を作る際には、まず全体をいくつかにブロッキングし、専用のスタイリング剤をつけておきましょう。内巻きは顔側から外側に向かって巻いていき、外巻きはその逆で、外側から顔側に向かって巻いていきます。少量ずつ髪の毛を取り、コテで巻いていきます。前髪にコテを使う際には、上と下で二つに分けてコテを使うと、エアリー感が出ますよ。
 

ストレートアイロン

ヘアアイロンの正しい使い方
ストレートアイロンを使って巻き髪を作る場合、少量ずつ髪の毛を取り巻いていきます。波ウェーブという巻き方は、ストレートアイロンに少量の髪の毛をはさみ、コテの外側に残りの髪の毛を巻く方法。あとはストレートアイロンをくるくると回すように、髪の毛にウェーブを付けていきます。ゆるふわウェーブの作り方は、髪の毛を真ん中から二等分し、片方の髪の毛を半分に分け、お互いの束に巻き付けていくようにくるくるとしていきます。そこにストレートアイロンで上から下まで順番にはさんで温める事でクセを付けていくのです。
 

マジックカール

マジックカーラーを使う場合は、髪の毛をマジックカーラーに巻き付けて、ドライヤーの熱風を当てるだけです。カーラーの表面がマジックテープのようになっているので、巻き付けるだけで固定されます。コテやストレートアイロンのように熱によるダメージがないというのがメリットです。また扱いやすく、巻き髪初心者の方でも簡単にカールを作ることができます。マジックカーラーを使うときのポイントは、はじめに専用のスタイリング剤を付けておくこと。それだけでドライヤーの熱風でしっかりカールがつきます。
 
 

巻き髪をする際に気をつける注意点

巻き髪をする前に気を付ける注意点は、毛先から丁寧にブラシをしておくことです。髪の毛が絡まった状態で巻いてしまうと、髪へのダメージが大きく、切れ毛や枝毛の原因になってしまいます。また巻き髪にする際は、髪の毛をしっかり乾かした状態で行うのがポイント。髪の毛が濡れていると、カールがすぐに取れたり、コテの熱によって髪が乾燥したりしてしまいます。髪のダメージにつながるので、オイルやハードスプレーも巻いた後の仕上げに使いましょう。
 

髪を乾かす

巻き髪を作る前には、必ず髪を乾かすことがポイントです。髪の毛が濡れていたり、湿ったりした状態で巻くと、すぐにカールが取れてしまう原因になります。長時間カールを持続させるためにも、綺麗なカールを作るためにも、しっかりと乾かしてから巻くようにするのがポイント。表面だけを乾かしても内側が濡れているということがあるので、髪の毛の中からしっかり乾かせることが大切です。ドライヤーの最後には、冷風にしてキューティクルを閉じるように、上から風を当てて乾かしましょう。
 

ヘアオイル

巻き髪の下準備として、専用のヘアオイルを付けておきます。ヘアオイルには、長時間綺麗なカールを持続させるだけでなく、コテやヘアアイロンの熱から髪の毛を保護するダメージ補修成分が含まれています。繰り返し熱によるダメージを受けると、髪の毛の水分がなくなり、乾燥によってぱさつきがひどくなりますが、ヘアオイルを付けておくとそのダメージから髪を守ることができるのです。仕上がりもなめらかになり、カールも長時間キープできるので、ヘアオイルは必ず付けるようにしましょう。
 
 

美容師からのワンポイントアドバイス

アシスタント
自分で巻き髪をやるときの注意点や、うまく巻くポイントがあれば教えてください。
中村望都
巻き髪の注意点やポイントは、自分の髪質、毛量を把握することです。
太めの髪質の方は薄め毛束をとって巻く。
細めの髪質の方はある程度厚めの束でも巻けます。

その時の温度設定は、高温は要注意です。高温で巻くことによって堅い仕上がりになるからです。
あとは、ダメージが出やすい可能性もあります。
温度設定は150度前後で行うと良いと思います。

また、巻く前にカールスプレーなどのスタイリング剤もあるので、そちらを使用すると多少持ちが良くなるのでオススメです♪

雨の日、湿度が多い日はすぐにカールがとれてしまいますので巻き髪はしない方が無難です。

監修者プロフィール


中村望都

中村望都

  • 恵比寿でフリーランス美容師をしております。中村望都と申します! 【完全マンツーマン接客】で、ご来店から退店まで私が担当させて頂きます。どうぞ宜しくお願い致します

 
美容師さんプロフィール

おすすめの巻き髪スタイル

巻き髪はいろいろな種類がありますが、それぞれ巻く方向や巻き方によって雰囲気が異なります。髪の毛の長さや前髪の有無、ヘアスタイルに合わせて巻き髪を楽しむのがおすすめ。はじめは難しいですが、回数を重ねると慣れてきます。大人っぽい雰囲気に仕上げたいとき、普段の巻き髪に飽きてしまったときなど、自分に合う巻き髪スタイルを見つけて、毎日のスタイリングを楽しんでくださいね。巻き髪を作るときには、下準備をしっかりしてダメージから髪の毛を守り、綺麗なカールが長時間持続するようにしましょう。
 

ワンカール


ワンカールは、毛先を内側に一回だけカールする方法です。ヘアスタイルによって印象が大きく変わり、ボブの場合は丸みが出て元気な印象に、ロングヘアの場合は落ち着きのある印象に。ワンカールの作り方は、コテを根本から毛先まですべらせ、毛先をはさんで内側に一回転から一回転半巻き上げます。そのまま外すと内側にくるんとカールがつくので、スタイリング剤をつけてカールを固定するのです。動きを出したい時はワックスを使い、さらにハードスプレーを使うと長時間カールを持続できます。
 

ミックス巻き


ミックス巻きとは、フォワードとリバースを交互に巻いて、カールを重ねるスタイルです。立体感のある巻き方で、自然体でありながら女性らしさも出る人気のヘアスタイル。ミックス巻きを作るときは、横と後ろをブロッキングしておきます。手前からフォワード、リバースというように、交互に違う巻き方をしていきましょう。フォワードは内巻き、リバースは外巻きなので、どちらを手前にするのかは好みです。全体をバランスよく巻いたら、スタイリング剤を付けて固定していきます。
 

フォワード巻き


フォワード巻きは、ヘアアイロンを顔側に回転させて巻いていきます。髪の毛を少量取り、毛束の中間からヘアアイロンを斜めに傾けた状態ではさむのです。斜めの状態をキープしながら下に滑らせて、内側に回転させながら毛先を巻いていきます。ヘアアイロンをはずすときは、プレートを少しゆるめた状態で、斜め後ろに引き抜くことで毛先に綺麗なカールがつきますよ。フォワード巻きは、比較的簡単な巻き方で、毛先に動きが出て、顔まわりが華やかな印象になります。
 

リバース巻き


リバース巻きとは、外側に向かって髪の毛を巻いていく方法。華やかさがあり、大人っぽい印象にしたいときにおすすめです。リバース巻きの作り方は、まずコテのクリップ部分が髪の内側にくるように、毛先をはさみます。そのまま外側に向かって、コテを回転させていきカールをつけます。ポイントは、コテを毛先ギリギリまで滑らせること。そうすることで綺麗なカールを長時間持続できます。髪の中間部分まで外巻きで巻き上げた状態で、五秒ほどキープしてカールをつけていくのです。
 

波打ちウェーブ


波打ちウェーブは、ストレートアイロンを使って巻いていきます。まず外側の髪の毛を上げておき、下の髪の毛にウェーブをつけ、髪の毛をストレートアイロンではさみ、半回転させて一回目の波ウェーブを作ります。そこから逆に半回転させて、二つ目の波ウェーブを作ります。次に上の髪の毛をストレートアイロンではさみ、コテの外側に残りの髪の毛を巻きつけ、あとはストレートアイロンをくるくると回すように、髪の毛にウェーブを付けていくのです。
 

外ハネ巻き


外ハネ巻きは、コテでもストレートアイロンでも作ることができます。まずは横と後ろをブロッキングしていきましょう。コテを使う場合は、顔側から外側に向かってコテで巻き、毛先だけ外にハネ作っていきます。最後はブロッキングを外して、全体の毛先に外ハネを作りましょう。次に、ストレートアイロンを使う場合は、毛先をはさみ、外側にひねって外ハネを作ります。コテと同じようにブロッキングして行うと、全体に綺麗な外ハネができます。最後にスタイリング剤を付けて、整えたら完了です。
 
 

まとめ

コテやストレートアイロン、ホットカーラ―など、様々なアイテムを使ってできる巻き髪。巻き方やカールの大きさによって印象が変わるので、ファッションやその日の気分に合わせて楽しめます。普段とは違う巻き方に挑戦して、新たな魅力を引き出してみてくださいね。