髪の毛を可愛い色に染めたいけれど、髪へのダメージが気になってしまうという人は少なくありません。
カラーバターは髪の毛に対するダメージが比較的少ないので、髪の傷みが心配な人にピッタリです。
メリットやおすすめのカラーを紹介するので、チェックしてみてください。
カラーバターとは?
カラーバターのメリット
普通のヘアカラーではダメなのかと思う人もいるかもしれません。
そこで、カラーバターを使用して髪の色を変えることのメリットを紹介します。通常のヘアカラーにはない魅力がたくさんあるので、参考にしてみてください。
カラーバターのメリット①セルフで染めやすい
まずはセルフで染めやすいというメリットがあります。自分で染めることができるかどうかは、重要なポイントだと言えるでしょう。
綺麗な髪色を保つためには定期的な染め直しも必要ですが、何度も美容院で染めてもらうとお金がかかってしまいます。
自分で染色することができれば安く可愛い髪色にすることが可能です。
やり方を覚えてしまえば自分でも簡単に染めることができますし、通販などでカラーバターを購入することができるので手軽に使うことができるでしょう。
カラーバターのメリット②傷みにくい
カラーバターにはトリートメントが入っています。簡単に言えば髪を染めることができるトリートメントなので、通常のカラー剤であれば髪の毛に傷みを感じやすいですが、カラーバターの場合は傷みがほとんど感じられません。
多くの人は反対にサラサラとした髪になったと感じており、髪のダメージケアを行いながら髪色を変えることができると言われています。カラーした後の髪の毛の傷みやゴワゴワ感が気になってしまう人に特におすすめです。
カラーバターのメリット③色落ちも楽しめる
入れる色にもよりますが、カラーバターは1週間から2週間ほどで色落ちしてしまうと言われています。
色落ちが始まると少しずつ色が抜けていくので、毎日色落ちによる髪色の変化を楽しむことができるでしょう。
変に色落ちしてしまうと染めたときと印象が変わってしまってショックを受けることになりますが、カラーバターを使ったときの色落ちが綺麗だと気に入っている人は少なくありませんので、普段は色落ちが心配だと感じる人にもおすすめです。
カラーバターのデメリット
たくさんの魅力があるカラーバターですが、いくつかのデメリットも存在しています。思ったように染まらなかったという失敗を防ぐために、使用する前にはあらかじめデメリットについてもきちんと確認しておきましょう。
カラーバターのデメリット①黒髪に染まらない
カラーバターを使用する場合、黒髪の人には色が入りにくいという特徴があります。まったく染まらないとは言い切れませんが、ほとんどの場合は希望する色まで色を入れることができません。
反対にブリーチの回数が多い髪色であれば明るいカラーも入りやすくなります。黒髪の人が使ったときには思っていた仕上がりにならないケースが大半なので、黒髪の状態で使用したとしても、あまり変化が得られないことを事前に知っておきましょう。
カラーバターのデメリット②白髪に染まらない
黒髪を上手く染めることができないカラーバターですが、白髪にも利用できないケースがあることを知っておかなければなりません。カラーバターにはブリーチ用のものと白髪染め用のものがありますが、よく売られている商品はブリーチ用のカラーバターです。
白髪染め用の商品を探して購入しなければ、多くの場合は白髪を染めることができない商品なので注意しておきましょう。ブリーチ用のものを使っても上手く染まらないので、気をつけておかなければなりません。
カラーバターの使い方
カラーバターはわざわざ美容院などに行かなくても、自分の家で使うことができます。ただし、間違った使い方をしてしまうと上手く発色させることができないので、使用する前には正しい使い方をチェックしておきましょう。
カラーバターの使い方①カラーバターの使う手順
初めて使う場合は難しそうだと思うかもしれませんが、実際に使ってみると使い方はとても簡単です。まずは髪をシャンプーで洗ってタオルで水分をよく拭き取りましょう。水分が取れたら手袋をしてからカラーバターを取り、ムラができないように髪の毛に揉み込んでいきます。
髪にラップを巻いて約15分放置したらラップを外して更に5分放置してください。最後はシャンプーとリンスをして、髪の毛をよく乾かせば終わりです。このようにとても簡単な手順で使うことができます。
カラーバターの使い方②カラーバターの使い方のコツ
綺麗に染めるためにはコツを覚えておくことが大切です。カラーバターを揉み込んだ後はラップで髪を覆って放置しますが、このときにドライヤーで熱をかけてみてください。
温めることによって髪の毛のサラサラ感がアップするので、髪全体をまんべんなく温めてみましょう。また、ラップを外してから少し待つ必要がありますが、これは色の定着のために大切な手順なのでラップを外してすぐに洗わないようにしてください。これらのコツを抑えておけば、より綺麗な髪色にすることができるはずです。
仕上がりでグラデーションカラーを狙っているのでしたらそれでいいですが、そうではない場合は先に根本を明るく脱色してベースを1色に整えてからカラーバターで染めましょう。
ちなみにもしもムラムラにブリーチされている髪の毛にカラーバターをすると、それに合わせてムラムラに仕上がってしまいます。
ので、ベースのブリーチは必ず美容室できれいに一色に脱色してもらいましょう。セルフブリーチは避けてください。
ムラのない綺麗なベースができたらカラーバターで染めていきましょう。
染める前のベースが白になるべく近いほうが見本通りの色味に仕上がります。
濃い目のレッドやオレンジ、バイオレットの色味を使用する際はいいのですが、淡く薄い色味(水色系や薄いピンク系)や寒色系(グレー、ブルー、グリーン)の色味を入れる際は複数回ブリーチをして、ベースの色味をしっかりと抜いて白に近づけておくことが重要です。
カラーバターを使用する前に紫シャンプーを使用して余計な黄色みを飛ばしておいたほうがよりきれいに色味が入ると思います。
ベースのブリーチを美容室でやってもらう際に、どんな色味をカラーバターで入れるつもりなのかを伝えてそれに合わせて脱色してもらうようにしてください
カラーバターの使い方③カラーバターをミックスさせる方法
カラーバターは販売されているものを単品で使うことができますが、好きな色をミックスして使うこともできます。ミックスする方法は簡単で好きな色を混ぜ合わせるだけです。
手の上で混ぜても良いですが、量が足りなかったときに追加すると配合量が変わって色味が違ってしまうので、あらかじめカップなどで混ぜ合わせる方法がおすすめだと言えます。
綺麗に混ぜるためにはカップに入れた後、マドラーなどでムラができないようにしっかりと混ぜ合わせると良いでしょう。
【カラーバターの注意点は?】美容師からのワンポイントアドバイス
使用量はケチらずたっぷりとつけることも重要です。
髪の毛にワックスやヘアオイルなどのスタイリング剤がついていると色が入りにくくなりますので、まずは軽くシャンプーをしてタオルでしっかりと水分を拭き取ってください。
いろんな角度からあら目のコームで梳かしてあげてつけムラのないようによく揉み込んであげたら、規定の時間をしっかりとおいてから流しましょう。
カラーバターを塗布する際はタオルドライ程度の半乾きの状態が基本ですが、しっかりと濃いめに色を入れたいときはドライの状態で塗布するのもアリです。
半乾きのときと比べると馴染みにくいので塗布量多めでよくもみんでください
カラーバターを使ったおすすめカラー
いざ使ってみようと思っても、カラーバターは色の種類がとても豊富なので、どのような色にするか迷ってしまう人は多いはずです。人気の高いおすすめのカラーをいくつか紹介するので、自分に似合うカラーを探してみてください。
①ネイビーブルー
ネイビーブルーは深みが感じられるブルーが魅力的です。あまり派手な色にはできないけれどオシャレな髪色にしたい、透明感のある髪の毛にしたいという人に適しています。このカラーは光にあると透明感のあるブルーが目立つので、さりげないオシャレ感を出すことができるはずです。
ブリーチしている髪でもしっかりトーンダウンできるカラーなので、仕事の関係などで髪の毛の色味を落ち着いたものにしたいという人にはピッタリだと言えるでしょう。
②アッシュミルクティー
アッシュミルクティーは女性からも男性からも人気が高い、流行のカラーだと言えます。いわゆる外国人風カラーのひとつなので、流行を取り入れたオシャレな人だと思われること間違いなしです。
このアッシュミルクティーは初めて外国人風カラーにする人でも挑戦しやすいカラーだと言えます。ハイトーンを使用すれば透明感のある可愛いミルクティー色にすることができるので、とてもおすすめです。トレンド感のある髪色にしたい人はチェックしておくべきカラーだと言えます。
③チェリーピンク
チェリーピンクは少し暗めのピンク色の髪になることができます。ピンク色が入った髪の毛は可愛らしいですが、職種などによっては派手なピンクを選ぶことができない場合もあるでしょう。そんなときでも、チェリーピンクであれば大人しい印象のピンク髪にすることができます。
可愛すぎたり派手すぎたりするピンクにはできないけど、ピンクを取り入れたいのであれば、チェリーピンクを使ってみることがおすすめです。大人可愛い髪色にすることができます。
④ココアブラウン
ココアブラウンはチョコレートのようなカラーです。甘い色味とツヤ感が特徴的なココアブラウンは、髪色が重たくならないという特徴があります。落ち着いた髪色にすると重く見えてしまうことがありますが、チョコレートのようなココアブラウンにすればエアリー感を出すことができます。
このカラーも光に当たったときのほど良い透明感で軽さを出すことができるので、落ち着いているけれど重くない髪色を求める人にピッタリだと言えるでしょう。
⑤シルバー
シルバーのカラーバターはクールさを演出することができます。シルバーと聞くと派手そうなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。くすみ感のある髪色にすることができるので、トレンドを意識している人にもピッタリだと言えます。
シルバーは他のカラーとの相性も非常に良くて、パープルやピンク、ブルーなどの様々な色とミックスしても楽しむことができるはずです。くすみがほしい場合はシルバーを使用してみましょう。
まとめ
シャンプーを10回もする頃には染めたての鮮やかさはもうないでしょう。
大事な予定があって髪色をキメて行きたい!って方は前日のにカラーバターをするのがいいと思います。
すぐに色味が取れてしまうのはもったいないですが、逆に考えれば色味が変に残らずに抜けてくれますので毎週のように気分でいろいろな色味に染める事ができます。
今週はピンクで来週はブルーなんてことも可能です。
しかもカラーバターはトリートメントベースでできていますので毎週カラーバターをしても髪の毛は痛みません。
発想と使い方次第では通常のカラー剤ではできないことも可能ですので、興味のある方はぜひチャレンジして見てくださいね
カラー剤は染め方のシステムや配合されている薬剤によって何種類かにグループ分けすることができます。
カラーバターは脱色剤などは配合せず髪の毛に色味をつけるだけにものになりますので、カラートリートメントと同じグループのカラー剤になります。
脱色剤は配合されていませんのでカラーバターで染めてもまったく痛まず、むしろトリートメント効果もあるくらいですが、脱色をしない分、髪の毛を明るくする力はまったくありません。
その為ブリーチを最低でも1回以上はしている髪の毛に使用するのが基本になります。
黒から茶髪、明るい茶くらいの明るさの髪の毛ですとほとんど色が変わりませんので注意しましょう