【インパクト抜群】コーンロウの特徴や自分でやる方法、各スタイルを徹底解説!

コーンロウ

ヘアスタイルには様々な種類がありますが、中でも強いインパクトを放つのがコーンロウです。知っている人からすればお馴染みの髪型ではあるものの、名称を聞いてもピンとこない人もいるかもしれません。しかし名称は知らないまでも、ダンサーやミュージシャン、外国人などが好む髪型であるため、テレビなどで一度は目にしたことがある人も多いはずです。ここではどういったデザインをコーンロウと呼ぶのか、そしてどんな風に楽しめる髪型なのかを紹介します。
 

コーンロウとは?

熊倉
なぜコーンロウという名称が付いているのかというと、見た目がまるで、とうもろこしの列のように見えるからです。
このヘアスタイルの大きな特徴は、髪の毛を細かく編んでいくことにありますが、すると編み込まれた髪がとうもろこしの粒が列をなしているように見えますので、その特徴が起因してこのような名称を与えられたのが由来です。

可愛らしくも感じられるネーミングに反し、力強くインパクト抜群の髪型であり、男性女性問わず人気があります。

 

コーンロウの特徴

この髪型の特徴は、ストリート色が強く出ることにあり、それゆえに個性を大切にするダンサーを中心に支持を得ています。また、見た目にすっきりとしたデザインになることで、激しく動くスポーツ選手などにも好まれる傾向があります。ファッション性も抜群で、ストリート系の格好はもちろん、ドレッシーなコーディネートとの相性も良いです。
なお、似たような髪型にブレイズがありますが、コーンロウは頭皮に編み込む特徴を持つ一方、ブレイズは毛束を三つ編や四つ編にして下ろすスタイルという特徴を持ちます。

 

コーンロウを自分でするには?

自分で作ることの可否としては、できないことはないというのがその答えですが、ただ、知識や技術がないと上手くできないという注意点があります。細かく編み込んでいく必要があるため、不慣れですと難しく感じてしまうでしょう。
そのため一般的にはサロンへ行ってやってもらうことが多いです。特に全体に施す場合は人にやってもらわないとデザイン作りで困難を極めます。サロンによっては対応をしていないこともあるため、事前に確認をしてから行くようにしましょう。

 

コーンロウを作るときに必要なもの

セルフでトライする際には、いくつかの道具を準備しなければいけません。ひとつは毛束を分けるためのコームですが、形に指定はありませんので、自分で使いやすい物を選ぶと良いでしょう。
編み込みを留める必要があるため、ゴムも用意しなければいけません。留めることを目的に使用しますので、黒や透明などのなるべく目立たない物を選んだ方が、仕上がりの邪魔になりにくいはずです。また、小さめに留めるためサイズにも注意しましょう。
ダッカールヘアクリップもあると便利です。作業が格段にやりやすくなると共に、分け目もキレイに作れます。
その他にもコーンロウ用のワックスの準備も推奨されます。セット力が強めで編み込み作業の効率化に役立つはずです。

 

コーンロウの作り方

 

(1)編み込む


デザイン作りのベースとなるのが編み込み作業であり、工程の大部分を占めます。自分でやる場合は鏡を見ながら作業をする形となりますが、慣れていないと基本の作業も上手くできないことがあります。したがってまずは軽く編み込んでみて練習をしてみるのがおすすめです。コンパクトに毛束を作ると共に、均一に列をなしていく必要がありますので、感覚を養っておくことが大切と言えます。慣れてきたら仕上がりも意識しながら丁寧に編んでいくようにしましょう。
 

(2)ダッカールで止める

作業をしやすくするため、尚且つ仕上がりイメージを持つために、ダッカールクリップで留めていきましょう。編む髪と編まない髪を分けることで作業効率をアップさせられ、あらかじめ分けることでバランスが崩れてしまうリスクも軽減させられます。
作業をしやすくするためにも、ワックスを使用しながら行うことが推奨されます。まとまりが良くなるため仕上がりもキレイになるでしょう。もしない場合はスプレーで水をかけながらでも良いです。
 

(3)ゴムで結ぶ

編み込む際には、生え際から5mmほどの長さで髪の毛を取りつつ、分け目から1cmの幅を目安にしながら編んでいきます。毛束を3つ作ったら裏三つ編みでゴム留めをしましょう。
この時に大切なのが、ゴムが緩まないようにしっかりと留めることです。締め付けが緩いと形が崩れてしまい、最初からやり直しをしなければいけなくなるかもしれません。特に自分でやる場合は緩くなりがちですので、強めにホールドさせておいた方が仕上がりは良くなります。
 

コーンロウのスタイル

一口にコーンロウと言ってもスタイルは様々です。全体に施すパターンが多いものの、部分的に取り入れアクセントとして楽しむやり方もあります。特に女性の場合はサイド面だけにデザインを入れてスタイリングするケースが目立ち、セルフでもお手軽に作れるとして人気です。また、単に編むだけでなく、色々なデザインを作れるのも魅力の髪型と言えます。多様な楽しみ方がありますので、どんなスタイルを作ることができるのかいくつか例を紹介してみましょう。

 

(1)星型コーンロウ


星型デザインを施すスタイルがひとつに挙げられ、スターが髪型へのアクセントになってくれます。コーンロウという独特な編み込みに加え、インパクト大の星型との相乗効果で、より主張のあるヘアスタイルを作り出せます。
子供にも人気があり、ダンスの発表会などの際にもキュートな星デザインを作って臨むケースもあります。自分でやるとなるとハードルが高いため、サロンへ行くなり人にやってもらうなりするのがおすすめと言えるでしょう。
 

(2)ハーフツインお団子


ハーフ編み込みも女性からの人気が高いです。あえて後ろ髪は残したスタイルで、見る角度によって多彩なデザインを楽しむことができます。
そして特徴的なのがツインで作ったお団子で、これが全体への良いアクセントになってくれます。可愛らしさがありつつ、パンキッシュなテイストも併せ持つ刺激溢れる髪型です。全体をスッキリとまとめることができるため、ダンスなどで髪の毛の動きが邪魔になりそうな時にも打って付けと言えるでしょう。
 

(3)ハート形コーンロウ


子供はもちろん、大人女子にもおすすめなのがハート型デザインです。見た目のインパクトもさることながら、芸術性が高いスタイルで拘りを感じさせます。ハートの大きさや向きによって見え方が違ってくる広がりのあるデザインです。
カラーリングとの相性も抜群で、立体的に見えやすくなりますので、より際立った印象を与えます。取り入れる色次第で違った表情に見せることができ、個性を出したい時にもピッタリのデザインと言えます。
 

(4)あみおろしコーンロウ


コーンロウは頭皮に沿うようにデザインしていくことが多いですが、あみおろしで楽しむこともできます。おろすことによってストリート感がありつつも、カジュアルな雰囲気も生まれますし、前髪はストレートでおろせば清楚感も感じさせます。女性らしい印象を強く与えるスタイルでもあるため、ワンピースのようなふんわりテイストのコーディネートでも上手くまとまりやすくなるでしょう。主張をしながらも、抑えめでまとめたい時に適したデザインです。
 

(5)花模様コーンロウ


女性らしさ全開の花模様デザインもひとつに挙げられます。ハードな印象が強いコーンロウも、柔らかい雰囲気を持つ花模様をあしらうことで、一気に女性っぽい雰囲気を高めることができます。また、ポニーテールといった髪型との相性も抜群であり、合わせ技でより一層インパクトのあるデザインを楽しめます。
幅広い年齢層に合うスタイリングですので、子供から大人まで選択肢に入れやすく、可愛いデザインで楽しみたい女性に打って付けです。
 

(6)コーンロウポニー


個性ある大人女子におすすめなのが、コーンロウポニーです。ハーフで編み込んでいきつつ、ふわふわポニーによるダブルアクセントで、インパクト抜群の髪型に仕上がります。優しい雰囲気を与えながら芯を感じさせるスタイルですので、年齢を重ね洗練された女性にも良く似合うはずです。さらにスパイスを加えたい場合は、サイドを刈り上げてみるのも良いかもしれません。個性全開のヘアスタイルで、それだけでコーディネートへのアクセントになってくれることでしょう。
 

(7)くるりんぱ


お手軽コーンロウ風デザインとして、くるりんぱをするだけのスタイリング方法もあります。コーンロウにするとクセが心配、いきなり編み込むのは抵抗があるなど、こういった時に簡単にできるこの髪型は便利です。編むことなく簡単に作れる上、コーンロウのような力強いインパクトもありますので、気軽に個性的なスタイルを楽しみたい時にも最適でしょう。大人女子な雰囲気も出る髪型であり、ファッションを選ばず合わせることができる汎用性の高いデザインです。
 

まとめ

個性的な髪形にチャレンジしてみたい女性におすすめなのがコーンロウです。男性だけでなく女性からも人気が高く、デザイン次第では柔らかい雰囲気も生まれますので、あまりキツイ印象になってしまうのは苦手な人でも安心でしょう。ポイントを押さえておけば自分でも作ることができるため、気分によって髪型を楽しめます。ただ、凝ったデザインですとセルフで編み上げるのは難しいです。仕上がりを重視したい場合はサロンへ行ってプロにやってもらうのが無難です。