【チャレンジしてみよう!】今トレンドとなっているインナーカラーを徹底解説!

ヘアカラーをヘアスタイルの内側に入れて、おしゃれを楽しむインナーカラーに興味を持っている人も多いのではないでしょうか。サイドなど好きな部分のみに入れることもできますし、カラーが豊富なので、好みの色を遊び感覚で入れてヘアスタイルを楽しめるところが魅力です。トレンドをおえながら自分の個性を簡単に出せるインナーカラーについて、メリットや人気カラーをご紹介します。
 

インナーカラーとは?


ヘアカラーと言うと髪の毛全体や部分的に染めて地毛と違った色を出すカラーテクニックですが、インナーカラーは髪の外側ではなく内側に色を入れる方法です。一見すると普通のヘアスタイルですが、髪を束ねたり、風になびいた時にさりげなく染めた色が見え、そのギャップが楽しいと、多くの人の遊び心を刺激しています。

 

インナーカラーのメリット

 

(1)ハイトーンカラーが簡単にできる!

表向きは普通のヘアスタイルだけど、髪をかきあげたらカラーが入っていておしゃれ。髪の外側と内側で色の違いを楽しめるインナーカラーですが、その他にもメリットと言える特徴がいくつかあります。インナーカラーにはどんなメリットがあるのか、主なものをご紹介します。
 

(2)いつもと違ったオシャレができる!

明るめのヘアカラーのことをハイトーンカラーといいますが、きれいな色を出すにはブリーチを使うことが一般的です。ハイトーンカラーにしようとすればするほどブリーチを繰り返し使うことになり、髪に負担がかかることからハイトーンカラー挑戦を断念する人も。その点インナーカラーはブリーチせずに明るい色が出せるので、髪のダメージを気にすることはありませんし、ハイトーンカラーが強すぎて派手になり過ぎてしまうのでは、という心配は無用です。
 

(3)アレンジ次第でいろんな印象になる!

一度髪の毛を染めてしまうと、次染めるまで同じカラーで過ごす必要がありますし、同じヘアスタイルを続けていると飽きてくる時もあります。普通なら、その日だけ変えてみたい、休日は自分の好きなヘアスタイルをしたい、なかなか簡単にはいきません。インナーカラーはそんな悩み解消にピッタリ。髪を下ろしていればカラーを入れているということはわかりませんし、インナーカラーの種類は豊富で、気分で使い分けられるというメリットがあります。インナーカラーは、ヘアスタイルで周りとの差をつけたい、今日は印象をガラッと変えたい、というオシャレさん向きのカラーテクニックと言えるでしょう。
 

人気のインナーカラー

 

グリーンや金髪、ラベンダー、ブルージュなど、インナーカラーの種類は選びきれないほど豊富にあります。初めてだとどれを選んだらいいか迷ってしまいますが、ここでは人気のインナーカラーについて紹介しますので、選び方の参考にしてみて下さい。

 

(1)赤色


ビビッドなカラーですが、アクセントカラーとして大活躍します。日本人の黒髪とも相性がよく、ワンポイントカラーとして使うと、カッコよく仕上がると人気です。ショートヘアならサイドの毛先にちょっと入れるのがおすすめ。派手になりすぎず髪を耳にかけた時に見えるなど、じわじわ見せるのがおしゃれです。ミディアムヘアでもチラ見せは魅力的で、髪をかきあげた時にさり気なく見える赤色は、ワンポイント効果抜群。外ハネ部分にインナーカラーを入れたり、赤のインナーカラーが入っている部分を巻いてカールを作るなど、少し大胆に使うと、赤色の可愛らしさが強調でき、おしゃれに映ります。赤色と言っても幅があるので、真っ赤に抵抗があったら、茶色がかった赤など、落ち着いた色から始めてみてはいかがでしょうか。
 

(2)黄色


黒髪に黄色のインナーカラーを使うと、黄色がとても映えるので、失敗しにくい色と言えます。濃いめの黄色は赤色同様サイドなどワンポイントカラーとして使うといいでしょう。インナーカラーが程よいアクセントになり、クールに決まります。トーンを抑えた黄色は、多めに使っても奇抜になりすぎず、ヘアスタイルの印象を適度に変えることが期待できます。いつものヘアスタイルを変化させたい、アレンジ次第でいろんな印象を与えたいという人向き。黄色のインナーカラーは茶髪との相性も良く、使ってみると新たなスタイルを発見できるかもしれません。
 

(3)紫


明るいトーンから落ち着いたものまで、紫と一口で言っても種類がありますが、使いやすい色と言っていいでしょう。明るめの紫はワンポイントカラーとして魅力を発揮しますが、他の色とも相性がよく、青とのグラデーションでビビッドな仕上がりを楽しむのも悪くありません。鮮やかな紫と青の組み合わせは黒髪にマッチするので、イベントなど華やかな場所にピッタリ。オレンジと紫を組み合わせ、髪をかきあげた時にそれが分かるというヘアスタイルを楽しむ、というのもありです。ラベンダーなど落ち着いた紫のインナーカラーは、ヘアスタイル全体を可愛い雰囲気に包んでくれます。アップにしたり編み込みをすると更にフェミンな印象を与えるので、可愛くイメチェンしたい時には挑戦してみたくなるインナーカラーです。
 

(4)緑


濃い緑のインナーカラーをワンポイントカラーとして使うと、とても個性的なヘアスタイルに仕上がります。クールな印象を与える緑のインナーカラーですが、毛先だけ緑など、使い方次第では清涼感を与えたり、モード系にもなります。同じ寒色系の青と一緒に使えば単色では出せないおしゃれな仕上がりになり、個性的なファッションを楽しむ幅が広がりそうです。薄めの緑色は、落ち着いた雰囲気になり、軽くパーマを当ててくせ毛っぽく仕上げると、外国人風のヘアスタイルに。緑のインナーカラーは白いシンプルなシャツなど淡い色によく映えるので、大人っぽいファッションもおしゃれに着こなせます。
 

(5)ゴールド


一度は金髪に染めてみたい方も多くいらっしゃるとお思いますが、勇気が出なくて挑戦できないという方にとてもおすすめなのがインナーカラーにゴールドを入れることです。
ワンポイントだけなので全体が痛まず、すごく目立つわけでもなく派手になりすぎずにおしゃれ感を出すことができます。
ベースを暗髪にしてゴールドを強調させるもよし、インナーカラー部分を何度かブリーチして白に近いゴールドにしても他の人と差をつけることが簡単にできます。
またゴールドのインナーカラーを入れることによってアイロンでのアレンジなどが一気に可愛くなるのでおすすめです。

 

(6)暗髪×青


日本人の黒髪とビビッドなカラーは相性が合いますが、青もその一つです。黒髪に鮮やかな青がよく映え、サイドに入れれば顔周りがとても華やかになります。特にクールに決めたいなら一度は挑戦したいところ。寒色系のインナーカラーは涼しげで夏向きと言われていて、鮮やかな青は活動的な夏にピッタリです。ボブやセミロング、ロングヘアにバランス良く入れると、いつものヘアスタイルの印象がおしゃれに変化します。緑のインナーカラーと組み合わせると、また違った華やかさを演出できます。色白さんにおすすめしたいのが、アッシュブルーのインナーカラー。白い肌に暗めのブルーがよく映えますし、おしゃれの幅が広がります。
 

(7)ブルージュ


青とベージュの組み合わせをブルージュといいますが、ベージュが青の鮮やかさを程よくおさえ、くすんだ仕上がりになります。ブルージュを毛先に使ってグラデーションの美しさを演出したり、全体に持ってきても自然です。ブルージュと濃いめの青色との相性もよく、ブルージュとブルーというインナーカラーの組み合わせを楽しんでいる人も多くいます。ブルージュはくすんだ仕上がりの青になり、さり気なくおしゃれをしたいという人向きです。髪を巻いたりアップにしたりと、ブルージュが映えるヘアアレンジはたくさんあります。
 

(8)青紫


青と紫のインナーカラーの組み合わせは、色の度合いによって印象が変わります。明るい青と紫の組み合わせは鮮やかで刺激的ですが、黒髪に美しく映えるので、遊び感覚で取り入れたいときに向いています。落ち着いた青と紫のインナーカラーはしっとりさと華やかさが共存したような仕上がりで、やわらかな印象になります。青紫のグラデーションを取り入れたロングヘアなら、髪を巻いたりヘアアレンジを工夫すると、その印象は大人っぽくもなり可愛くもなるなど変化を楽しめます。
 

まとめ

インナーカラーは、遊び心をくすぐるカラーテクニック:髪の内側と外側の色を変え、いろいろなヘアアレンジが楽しめるインナーカラー。インナーカラーの種類は豊富にあり、迷うこともありますが、そんな時はまず人気の色に挑戦してみるといいでしょう。選ぶカラーによって印象や楽しみ方は違ってくるので、どんな雰囲気にしたいのかをはっきりさせてから色を選ぶというのも選びやすいポイントになります。インナーカラーを入れる部位や範囲は幅広く、入れ具合によって印象もだいぶ変わってきます。迷ったら、美容院に相談してから入れるといいでしょう。インナーカラーを取り入れている美容院は多いですし、インナーカラーの実績が豊富なところであればあるほど満足の行くアドバイスが得られます。インナーカラーは、髪の色を変えるために何度もブリーチを使うという手間がなく、気軽に取り入れられるので、いろいろ試してみて、自分に合ったものを見つけるという過程を楽しんでみて下さい。