【美容師が解説】アディクシーカラーを使うメリットと種類別の特徴

カラーを楽しむ機会が増えていますが、いろんな種類があって迷う時には今注目されているアディクシーカラーに挑戦してみてはどうでしょうか。
日本人の髪質は赤みが出やすいのですが、それを消してくれてモードな外国人風に仕上げてくれます。
透明感たっぷりで可愛らしい雰囲気が魅力的なので、これからヘアカラーを楽しみたい方にもぴったりです。使えるカラーの種類も多いので、しっとりとした大人の雰囲気でこなれた感じを目指しているのであれば、挑戦してみましょう。
新たなヘアスタイルへの扉を開いてくれます。

 

 

アディクシーカラーとは?


アディクシーカラーとは、業務用頭髪化粧品メーカーとして知られているミルボンから発売されたカラー剤です。従来のカラー剤に比べて髪へのダメージが少ないだけでなく、色味も綺麗でつややかな仕上がりになります。色に深みや奥行きを感じさせたい時にうってつけで、やや暗い色を出したいというような表現も可能です。なるべくカラーリングの状態を長持ちさせたいという時に使うと、しっかり色を保つことができます。もっと自由に表現したい、自分の個性を作り上げたいという方の願いに応えてくれるカラー剤として登場しました。

 

 

アディクシーカラーとイルミナカラーの違い


アディクシーカラーイルミナカラーの違いも知っておきましょう。どちらも基本的に従来のカラー剤に比べると、ダメージは少ないですし、色味や発色が良く、とても美しいツヤが出ます。

熊倉
アディクシーカラーは、外国人風ヘアカラーや日本人の髪色に特有の赤みを抑えた透明感のある髪色にしたい方におすすめのカラーです。イルミナカラーはよりダメージも軽減しつつ透明感があり、軽やかでナチュラルな印象になります。髪の質感やダメージが気になり、思ったような色味が出ない方におすすめです。どちらも似ているようで違う部分がありますので、季節やファッションに合わせて使い分けてみてはどうでしょうか。

 

 

アディクシーカラーを使うメリット

 

赤みを消せる

アディクシーカラーの特徴の一つとして、日本人の髪特有の赤みを消してくれることが挙げられます。たかが赤みと思うかもしれませんが、カラーを入れた時に思ったような発色を出すのは意外に難しかったりします。特徴なので仕方ない部分はあるのですが、オレンジや赤を感じるブラウンが出たりして雰囲気の違う仕上がりになったりもするのですが、それをしっかり消してくれます。寒色系の色を表現するのが難しかったのですが、アディクシーカラーの登場で別の色をすっきりと入れることができるようになりました。

 

余分な色が入らない

これまでのカラー剤にはグレージュやブラウンなどの余分なカラーが入っていました。この余分な色が曲者で、少量であっても繊細な色を出すのにはやはり邪魔になっていたのですが、アディクシーカラーには余分な色が入っていません。光を取り入れたかのようなきらめく輝きと繊細さを髪の毛に持たせることができます。暗めの色でもすっきりとしていて、重過ぎない柔らかな印象を作ることができるので、印象を変えてカラーを楽しみたいという時にも程よい表現ができるので、自分らしいファッションを堪能しましょう。

 

色落ちも楽しめる

カラーをする時の悩みに、徐々に色が抜けていくというのも良く挙げられます。アディクシーカラーの良い所は、ヘアセットや洗髪後に使うドライヤーなどから発生する熱に強いこともあって色落ちがしにくいです。最初に染めた時の色が通常よりも長持ちしやすいというだけでも嬉しいですが、色が落ちていく時も綺麗に落ちていくので、色が変わっていくときも印象の変化を素直に楽しめます。不自然に落ちていくとすぐにカラーに駆け込みたくなりますが、自然で綺麗な色落ちなのであまり気にならずに変化を眺めていけるのです。

 

外国人風カラーが楽しめる

アディクシーカラーが得意とする色味は寒色系のグレーやアッシュですが、これまでのカラー剤と比較しても赤みを抑えて色を入れることができます。イメージ通りの外国人風カラーに仕上げるのにも自然な色とツヤが出せますので、表現の幅もさらに広がってお洒落にこれまで以上に期待できるようになったので、さらに楽しみが増えたと言えるでしょう。美しいツヤとまろやかな色が織り成す透明感の表現もしやすいですから、雑誌で見かけたお洒落なモデルの色味を上手く表現したいと思ったら、切抜きを持って是非でかけてみて下さい。

 

 

アディクシーカラーのデメリット

嬉しい特徴がいっぱいのアディクシーカラーですが、デメリットがないわけではありません。イルミナカラーやスロウといった他のカラー剤に比べると、やや匂いが強くなっています。我慢をして無理をしてしまうと後でつらくなったりする事もあります。カラー剤が持つ特有の独特な匂いが苦手なのであれば、その日の体調や美容院のスタッフと相談しながら使うかどうかを決めると良いでしょう。試しに利用してみて耐えられるかどうかは、自分自身で判断して調整してみて下さい。

 

 

アディクシーカラーの種類を理解しよう

アディクシーカラーは、6種類の基本色を混ぜて様々な色を表現することができます。すっきりとした印象を持たせるのも良いですし、深みのある重厚感のある色を軽やかさも含ませながら、独自の作り上げることができます。色によってツヤを深めたりすることもできますから、工夫次第で表現も自由自在です。個性的でありながらも優しく柔らかな色は、自分らしさをより引き立ててくれますので、使っていてとても楽しくなります。それぞれの色の特徴を掴んで、自分らしいお洒落な色を目指してみましょう。

 

 

アディクシーカラーの特徴

 

グレーパール


グレーパールは、ほんのりとした青みを感じさせてくれます。気になる髪色のオレンジっぽさをしっかりと消しながらも、透明感を作り上げてくれる手助けもします。ブルー系に強い色でシルバーやアッシュ系の色を上手に作れます。自然な外国人風のカラーをスタイリッシュに表現し、柔らかでいて透明感も忘れたくないという時に活躍します。これまではブリーチ必須と言ってもいいようなアッシュでしたが、非ブリーチでもアッシュ系の色を綺麗に表現できるということで注目を浴びています。髪に優しくアッシュを楽しみたい時におすすめです。

 

エメラルド


エメラルドはアディクシーカラーらしい、柔和な印象を作り上げていくカーキです。得意分野である赤みを消すことで、軽やかさや柔らかさを素直に表現できます。ベースの色を明るくしていくと、表現が難しかった緑も綺麗に発色できるので、緑系の色にも挑戦したい時に使いたいカラーです。白髪に使うのもおすすめなので、色の調整の工夫のし甲斐があるのではないでしょうか。
モード感もたっぷり出るので、大人の女性らしさをしっとりと主張したい時にもさり気なく加えてみましょう。
イメージも柔らかくふんわりと仕上がります。

 

サファイア


サファイアは、悩みがちな赤みを一番消してくれる力が強い色でもあります。驚くほどに赤みを消してくれるので、これまでのカラーが嘘のように思えてくるかもしれません。クリアーな仕上がりが醸し出すモードな空気には、誰もが見惚れてしまうほどです。とことん外国人風の色を追求したいなら、この色を使っていくのが一番です。発色も申し分なく、透き通るような髪色を作りつつ、それでいて立体感も出したいときにもってこいの色となります。

 

アメジスト


アメジストは青みのあるバイオレットアッシュで、黄色みを消してくれます。自然な色味を作り上げてくれる印象なので、柔らかくて透き通るような、女の子らしい可愛らしいピンク系カラーを作りたいという願いを叶えてくれます。
アッシュで目指したい透明感を実現してくれる嬉しい色です。
ツヤが出るような仕上げをしていくと、ふんわりと儚げな甘さも出てくるので、気持ちの良い春先などに取り入れてみるのはいかがでしょうか。

 

シルバー


シルバーはほんのりとした紫を感じるモノトーン系です。黄色を消していくような表現となります。派手すぎず、それでいて思い描く外国の街や人、風景に溶け込めるようなカラーを作るのに欠かせません。
発色もかなり良いということでとても人気があるので、困った時にも頼れるカラーです。
細かな色味の調整にも使うことができるので、ハイライトを入れたりするという時にも使えます。
ブリーチも必須と言われていたシルバー系のカラーを、透明感を保ちながらも綺麗に表現してくれます。
アッシュを楽しみたい人にうってつけです。

 

クリア


クリアは他の色にプラスして、透明感をさらに出していきたいという時にうってつけです。良くあるクリア剤と思ったらそうではなく、アルカリの量が0となっています。色味を保ちながらもアルカリの量を抑えられるというメリットは、髪へのダメージもすなわち軽減できると言うことです。そのままそれぞれのカラーを使うだけでは何となく物足りないとような気がすると感じるのであれば、クリアも一緒に使って下さい。綺麗な色味をより一層引き立ててくれて、満足できる仕上がりになるでしょう。

 

 

アディクシーカラーで白髪染めできる?

アディクシーカラーは実は白髪染めにも使える心強いカラー剤です。これまでのカラー剤だと、髪質や白髪の量によっても変わってきていたのですが、暗めのグレーカラーを使うことで自然な仕上がりに仕上げることができます。色が抜けていく時も綺麗で自然な雰囲気なのも染めた側としては嬉しいポイントです。

 

 

アディクシーカラーで白髪染めするメリット

赤みを消して染めていくことができるのが良いところです。それでいて、単に染めるだけでは得られない透明感も出ますから、髪の毛に馴染んで綺麗に見せてくれます。白髪染めを指定してあまり思ったような仕上がりでなくて悩んでいたのであれば、アディクシーカラーを選択してみましょう。あまり重たくならず、雰囲気の良い仕上がりに満足できるはずです。

 

 

アディクシーカラーはブリーチなしでもいい?

透明感を出す時には、これまで非常に苦労させられていました。一度はブリーチしておかないと染まりにくかったのですが、アディクシーカラーは黒髪でも綺麗に染め上げてくれますから、髪や頭皮への負担もこれまでより軽減されています。
悩みがちだった赤みを消してくれるという特徴を持っているからこそ、自由自在なカラーリングで表現を楽しめるのでしょう。
ブリーチなしでもしっかりと思い通りの色にすることができますので、安心して挑戦してみて下さい。
仕上がった自分の髪色を鏡で見たときに感動してしまうことは間違いありません。

 

 

まとめ

日本人の髪が持つ特徴として、染めた時にどうしても赤みが邪魔をするというのが難点でした。それをクリアしてくれたのがアディクシーカラーで、赤みを消しながらも深みのある色に透明感やツヤを加えて表現することができます。ブリーチも不要なのに、すっきりとした抜け感の感じられる色合いは、思わず目を引くような爽やかさです。これまでとはちょっと違った外国人風のカラーを楽しみたいと思ったら、美容院のカラーにも注目してお出かけしてみて下さい。きっと素敵なヘアスタイルとカラーに仕上げてくれることは間違いありません。