【いま、ふたたびの】80年代大流行したあのテクノカットがオシャレな人たちに人気な理由とは?

テクノカットというヘアスタイルについて、おしゃれに敏感な方であれば一度は耳にしたことがあるかとは思いますが、あまりなじみが無いという方のために、簡単にその特徴やどのようなアレンジができるのかなどご紹介します。
 

テクノカットとは?

テクノカットというカット方法は、1979年にヘアスタイリストの本多三記夫さんが考案した手法でありますが、実際にこのカット方法に名前を付けたのは本多三記夫さんではありません。当時、本多三記夫さんが専属スタイリストを務めていたイエローマジックオーケストラの3名がこの髪型を愛用していたため、そこから一気に一般の方の間でも話題となり、今の呼び名が付いたと言われています。イエローマジックオーケストラのコンサートにおいては、サポートメンバーたちも気に入ってこの髪型をしていたということからもその人気が伺えます。そこからは彼らの人気とともに男女問わず幅広い人から人気がでて、特に1980年代における流行のヘアスタイルとなりました。

 

テクノカットの特徴

 

(1)襟足を刈り上げていること


それでは、具体的にはどのようなスタイルのことを指し示すのでしょうか。その特徴の1つとして、まず襟足部分の毛をかり上げているということが挙げられます。全体的に刈り上げを入れてしまうとすこしやりすぎになってしまうますが、襟足部分のみをピンポイントで適度に刈り上げることによって、程よい清潔感とクールさを印象付けることが可能です。刈り上げの長さは長めから短めまで調整が可能であるため、刈り上げに抵抗があるという人は短めに入れると良いでしょう。
 

(2)もみあげの形が鋭角なこと


このカット方法に対するその他の特徴としては、もみあげの形が鋭角に整えられているということが挙げられます。もみあげの生え方は人それぞれ個性があり、もともと鋭角の形で生えてくるという方もいるかと思いますが、放っておくと顎の下までつながる程長く伸びるという方もいると思います。人それぞれ異なっているもみあげの形を、鋭角にきっちりと切りそろえることで、顔つきがシャープな印象になりますし、個性的な雰囲気を出すことができます。
 

(3)1980年代に流行した髪型

The word “1980s” written in dirty vintage letterpress type on a aged wooden background.

そして、更に特徴として挙げられるのが、特に1980年代に大流行した髪型であるということです。このころにはイエローマジックオーケストラやチェッカーズを含めた多くの芸能人やアーティストを中心として一気にこのカット方法が有名になり、一般人においても比較的に簡単にまねすることができるスタイルであったということもあり、世間でも大流行を引き起こすこととなりました。女性客でもショートカットの方には人気があったようです。
 

テクノカットと混合されがちなツーブロックとの違い

最近人気が出てきているツーブロックのカット方法としばしば混同されやすいですが、確かにこれらのスタイルはかなり類似点があります。全体の雰囲気も比較的近いものがあるとは思いますが、いずれも細かく見ていくと若干異なっている点がいくつかあるので、もしこれから試してみたいという人がいたら、美容院でオーダーする際には自分の希望のスタイルがどちらなのかをはっきりと美容師さんに伝えて、理想の髪型になることができるように気を付けましょう。

 

(1)上の部分を長めに残しかぶせる髪型


ツーブロックとの違いの1つとして、まずわかりやすい点としては上の部分の髪の毛を長めに残して下の部分の毛にかぶせているということが挙げられます。一般的にツーブロックのスタイルでは、トップの髪は短くなりすぎないように伸ばしたままにして、襟足部分を少しかり上げたヶ所に上からかぶせるようにしてスタイリングをするのが主流です。刈り上げとそうでない部分との2つの種類で切り分けているためにツーブロックという名前がついています。
 

(2)サイドの両内側を刈り上げる髪型


サイドの部分にも大きな違いがあり、サイドの両内側を刈り上げている髪型をツーブロックと言います。ツーブロックの場合は単純に刈り上げるだけで完成するため、もみあげの形には特に決まりはなく、必ずしも鋭角にする必要はありません。そのため、ツーブロックの場合にはもみあげはかり上げられているものの形は様々で、多くの人は刈り上げてうっすらと生えかけの毛のみを残すため、本来の生え方のままの形に整えられることが多いです。
 

テクノカットのスタイル

それでは、実際にこの髪型を試してみたいと考えている方のために、初心者でも比較的チャレンジしやすいものから少し上級者向けの比較的個性的なスタイルまで、いくつか具体的なヘアスタイルについて幅広くご紹介させていただきます。ご自身の顔の形が丸顔か面長か、またはどのような印象や雰囲気を目指したいかなどによってもおすすめのスタイルは異なってきますので、以下にご紹介するものをいくつか参考にしてみてから、試してみるものを決定するのが良いでしょう。

 

男性のテクノカットのスタイル

 

(1)王道テクノカット


まず最初にご紹介するのが、定番の王道スタイルです。このスタイルの特徴は、襟足にしっかり目に刈り上げをいれて、もみあげ部分も鋭角にきちんと整えられているということであり、これこそ定番のテクノカットという仕上がりになるため、何でもまずは基本的なものから試してみたいと考えている人に特におすすめです。1980年代に流行ったスタイルそのものであるため、このカットであれば比較的周りの身近な人にも気が付いてもらいやすいです。
 

(2)ネオテクノカット


前髪を短めに切り、アップにしつつも毛先を遊ばせてラフな形で整える、新しい形のテクノカットです。最近とくに人気が出てきた比較的新しいスタイルなので、どうせチャレンジするのであれば一番新しいスタイルを試してみたいと考えている人にお勧めです。もみあげの鋭角や刈り上げ部分のかっちりした印象を、前髪のラフさですこし緩和することによって、絶妙なバランスの研ぎ澄まされたモードなヘアスタイルを完成させることができます。
 

(3)前髪ぱっつんテクノカット


どうせチャレンジするのならば、思いっきり個性的な髪型にしてみたいという人には、前髪ぱっつんのテクノカットが一押しです。襟足を刈り上げるというだけでもかなりのインパクトがあるスタイルではありますが、更に前髪をぱっつんで切りそろえることで、より個性的で先進的な印象を出すことができます。前髪ぱっつんのスタイルは少し女性的な要素もあるので、ジェンダーレスなスタイルを目指したいという方からも人気があります。
 

(4)ツーブロック風テクノカット


最近ブームになっているツーブロックの要素も取り入れながら、テクノカットも試してみたいと検討している人には、ツーブロック風のスタイルがおすすめです。普段のお気に入りのツーブロックのカットが完成した後に、最後の仕上げとしてもみあげの形を鋭角にそろえてもらうだけで、簡単に完成させることができます。一見普通のツーブロックのように見えますが、おしゃれな人はもみあげの形にも敏感なので、気が付いてもらえるでしょう。
 

(5)前下がりテクノカット


後頭部からフロントに向かって髪の毛が長くなるように前下がりにカットし、後ろの襟足部分は比較的長めに刈り上げを入れているスタイルです。前下がりのカットにより襟足の鋭角さが更に強調され、研ぎ澄まされた少しミステリアスな印象に仕上がります。このスタイルをかっこよく決めるためにはある程度サイドの毛が長い方が望ましいので、あらかじめあまり切らずに伸ばしておくことをおすすめします。芸能人でも最近ちらほらと見かけるスタイルです。
 

(6)アップバングテクノカット


前髪をおろすスタイルがあまり好きではないという人にお勧めなのが、アップバングのテクノカットです。襟足を刈り上げることでかなりの爽やかさや清潔感が生まれますが、それに加えて前髪はかきあげた状態でスタイリングすることで、更にさっぱりとした印象に仕上げることができます。特に面長の男性にはアップバングが非常に相性が良いので、試してみるのもおすすめです。スタイリングをする際には強めのワックスやスプレーがあると便利です。
 

(7)パーマテクノカット


もともとパーマをかけていてイメージチェンジをしたい人や、ちょっとワイルドな雰囲気にしたいという方にはパーマを組み合わせたテクノカットがおすすめです。襟足部分を刈り上げて、もみあげを鋭角にカットするのは他のスタイルと同様ではありますが、上の部分の髪の毛にパーマをかけることで、刈り上げ部分とのギャップを出すことができます。パーマを強めにかけるほどよりワイルドな仕上がりになりますので、かけ具合を調整すると良いでしょう。
 

女性のテクノカットのスタイル

 

(1)テクノマッシュ


一見個性的で試すのに勇気が必要と思われがちなテクノカットではありますが、マッシュを加えてアレンジすることによってより馴染みやすく、フェミニンな印象にすることが可能です。襟足が鋭角に整えられることによって奇抜な印象になることが多いですが、マッシュが加わることによって鋭角のもみあげも少しマイルドな印象になり、全体的にはふんわりとしたシルエットにまとまるため、女性らしさも十分に残すことができるおすすめスタイルです。
 

(2)襟足長めのテクノカット


襟足部分の長さをある程度残して整えるタイプのテクノカットです。特に初心者の方は、いきなり髪の毛を刈り上げることに抵抗を持っている方も多いかと思いますが、このスタイルであればそれほど大胆に刈り上げを入れる必要はなく、もみあげさえしっかり鋭角にそろえれば完成させることができるためおすすめです。一度襟足を長めにカットしてみて、徐々に慣れてきたら短く刈り上げていくという方法も初心者の方にはチャレンジしやすいでしょう。
 

(3)モードなテクノカット


襟足を刈り上げたラインと同じラインで直線的にフロントまで切りそろえ、もみあげ部分は鋭角に整えて仕上げたスタイルのテクノカットです。通常のテクノカットに比べてさらに個性的でモードなイメージになるので、思い切ってイメチェンしたい人や、顔の骨格に自信がある方におすすめです。このスタイルにチャレンジする場合は、ブラウンやアッシュなどのカラーリングをせずに黒髪にした方が、より研ぎ澄まされた印象に仕上げることができるでしょう。
 

(4)ボブテクノカット


一目見ると通常のボブスタイルには見えますが、髪をかきあげた場合や結んだ場合には襟足の刈り上げやもみあげが鋭角になっている部分が現れてギャップを演出することができる、一石二鳥のスタイルです。現在ボブスタイルを愛用しているが、少し飽きてきたので一時的にイメチェンしたいという人や、暑くなってきたので首元を少しさっぱりさせたいと考えている人には、比較的気軽にチャレンジできるこちらのボブテクノカットが一押しです。
 

(5)前下がりテクノカット


バックからフロント部分に向けて徐々に髪が長くなるように前下がりにカットするテクノカットです。前下がりになることにより、もみあげの鋭角部分が更に強調されて、男らしく強めの雰囲気を出すことができます。それと同時に、襟足を刈り上げている部分も強調することができるため、せっかく刈り上げるのだからうなじをアピールしたいと考えている人におすすめのスタイルです。前髪は前下がりのサイドの長さに合わせて流すようにするとよりキレイに仕上がります。
 

まとめ

このように、テクノカットは1980年代頃から人気が出てきたヘアスタイルであり、襟足が刈り上げられていることともみあげ部分を鋭角にきっちり整えることが特徴な髪型ということが分かったかと思います。男女問わず様々なアレンジがしやすいヘアスタイルであり、全体的にどのスタイルもクールで知的な印象を与えることができるので、幅広い世代から人気です。イメージチェンジを検討しているという人は、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。